JR東海 リニア中央新幹線 品川・名古屋間 総工事費1.5兆円増に
2021年4月27日 18時58分
JR東海の金子慎社長は、リニア中央新幹線の品川・名古屋間について、総工事費がこれ
までの見通しより1兆5000億円膨らみ、7兆円余りに上ることを明らかにしました。目標
とする2027年の開業が難しくなっていることについては、静岡県内の工事が依然として
着工できていないとしたうえで、「見通しが立てにくい」と述べました。
JR東海の金子社長は27日、名古屋市で開いた会見で、2027年の開業を目指すリニア中央
新幹線の品川・名古屋間について、総工事費がこれまで示していたおよそ5兆5200億円
から1兆5000億円膨らみ、7兆円余りに上る見通しを明らかにしました。
理由については、
▽品川駅や名古屋駅のターミナルの工事が想定より難しいことや、
▽地震対策をより強化する必要が明らかになったこと、
▽工事で発生した土の運搬費などが増えることの3点を挙げました。
工事費を確保するめどについては、鉄道収入が段階的に回復し、2024年度以降、2028年
度までに感染拡大前の水準に戻る見通しだとしたうえで必要な資金を確保できるとして
います。
品川・名古屋間の工事をめぐっては、静岡県が水資源への影響の懸念から着工を認めて
おらず、JR東海が目標とする2027年の開業が難しくなっています。
これについて、金子社長は「見通しが少し立てにくい」と述べ、2027年の開業が難しい
という認識を改めて示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/k10013000961000.html
JR東海在27日公開表示中央新幹線品川~名古屋路段建設經費將從現有的5.52兆日圓再增
加1.5兆日圓,總建設經費來到7兆日圓。
JR東海提出的理由為
1.名古屋和品川兩站站體的建設比預期中還要困難
2.強化抗震能力
3.施工過程產生的廢土運輸成本增加
然後JR東海也表示目前很難保證在2027年完工和通車(因為被靜岡縣杯葛的關係)