[情報] 緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。vol.108

作者: OGATA (HARUKA)   2011-09-16 01:33:40
◆◇ 「 緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。」 ◇◆   2011年9月12日発行
             vol.108「区切りの日に。(震災備忘録)」
 昨日、9月11日は、テロから10年・震災から半年の区切りの日。
 その日を迎えるにあたり、いろいろ考えて、、、そして、封印するつもりだっ
た写真たちを、ブログにupすることにしました。
 7月に東北に行った時の写真。
 行きたいというキモチだけ抱えていたとき、ちょうど青森のロックフェスのお
仕事が入ってきて、「これだ!」とばかりに、前後のスケジュールを空け、北へ
向かうことにしたのです。
 その動機、そして経緯と、その時撮った写真は、さきほどブログにあげました。
 ご面倒で恐縮ですが、まずはそちらを読んで下さい。
  http://emou.seesaa.net/
 9月12日付・「区切りの日に。」というタイトルの5連発です。長文ゴメン。
 でも写真満載なので、まだ読みやすいと思います。メルマガよりは(笑)。
 そんなこんなを経て、私が思ったことを、こちらには書きたいと思います。
  ↓↓↓↓↓ (時間経過)
 ……ブログ、……読んでもらえました?
 ……では、、……読んでもらった、テイで(笑)。
 今回、一番最初に向かったのは、福島の猪苗代湖畔でした。
 
 ブログで書いた福島の友人というのは、元々いきつけだった寿司屋の大将。
 本当に腕の良い、素晴らしい寿司職人だった彼が、諸事情あって、実家のある
猪苗代湖に引っ越し、お店を開いたのが今年。そして3月11日の翌週19~21日、
そこのオープニングパーティーがあるはず、だったのでした。。
 傍目から見たら最悪のタイミングでした。
 だいじょうぶかな。……心配。様子が知りたい。
 そんな感じで、一番最初に赴いたのです。
 「今、ここでできる、精一杯をやっていきますよ」
 
 イマ、ココデデキル、精一杯。
 彼の作る食事から、それは、確かな感覚として、伝わってきました。
 では、「今、自分ではどうにもならないけれど、何とかしなくてはいけない」
 という、現実は?
 ……それは、……どのようにしたら……?
 猪苗代町は、原発周辺に住む方々の避難先としていち早く手を上げた町です。
 だから、たくさんの避難民の方がいらっしゃいました。
 そんな方々、そして、その方々と日々向き合う方々の口からは、、、
 いろいろな「現実」が、伝わってきました。
 それは、仙台の友人と会話した時も同じでした。
 現地でしか、それもある程度の知識階層にいる人しか知り得ない、伝わってこ
ないもろもろの事実。
 マスコミは、やはり出すモノと出さないモノを操作している。
 そういう事実こそ、本当は、表に出さなくちゃいけないんじゃないの……!?
 
 歯に何か被せたような言い方をしてすみません。
 でも、公人としての私には、これ以上話せない。
 たくさんの周囲の方に、ご迷惑がかかってしまう。
 でも、これだけは伝えたかったのです。
 「 どうか、『想像すること』を、やめないで。 」
 テレビや新聞は、本当のことを言っているとは限らない。
 ネットの方が、まだ、正しい情報が流れている「可能性がある」。
 でもそれですら、正しいとは限らない。
 大人の事情が絡むテレビや新聞よりは、ネット等の方が真実が転がっている可
能性が高い。でもその分情報量が多すぎて「見極める才覚」が必要になる。取捨
選択を正しくしてゆくには、ある程度……標準以上の知識が、ベースに必要だから。
 でもそれ以上に大事なのは、、、
 「 実際の自分の目や耳で見聞きし、「ナマ」で体験すること 」
 テレビはもちろんですが、ネットにかじりついて、2次元のセカイだけにいて
もわからない生身の感覚こそが、自分の五感を、想像力を、育ててくれる。
 3次元の人間同士の交流だけが、本当の意味での「人間力」をつけてくれる。
 その事実から目を背けていては、何も見えてこないどころか、誰かを引きずり
おとし……ひいては自分自身を破滅させていくことになるのだということを、改
めて実感させてもらいました。
 今取り組んでいる「不思議な少年」の少年のセリフに、こんな言葉があります。
 「 現代の方が、より恐ろしい『魔女狩り』が行われているーーー 」
 どこかで聞きかじった情報を、さもそれが本当かのように語る。論じる。
 少し悪意がまじったそれが、どんどん一人歩きしてゆく。
 その言葉を口にした本人の本心がどこにあるのか、ねじまげられた情報の本当
はどこにあるのかを見極められないまま、口にするたくさんの人々。自分の凝り
固まった価値観がいかにも正しいかのような風情で、人を断じていく人々。
 ……本当に、おそろしい……!
 いつ、どこでおこるかわからない災害。天災。人災。
 その「備え」を、しなければ。
 日々の鍛錬。それは、
 「 他ならぬ、『自分の魂』を成長させること 」
 本当に、それしかないのだと。
作者: skdisk (// > w <;//)   2011-09-23 15:42:00
受災地的照片 看了還是很難過><

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