阪急「伊丹空港線」検討…地下を運行・梅田直結
宝塚線(梅田─宝塚)の曽根駅(大阪府豊中市)で分岐させ、空港まで約3キロの地下
を運行する構想だ。伊丹空港への交通の利便性を高める狙いで、今後、需要の見通しな
どを詰め、事業化の是非を決める。
現在、伊丹空港に乗り入れる鉄道は大阪モノレールだけで、梅田からは乗り換える必
要がある。新線が実現すれば、大阪の都心部と伊丹空港が初めて鉄道で直結され、空港
までの所要時間の短縮が見込まれる。
具体的なルートや途中駅を設置するかどうかは今後検討する。地下路線は市街地の用
地買収が不要な一方で大規模な地下工事が必要になるため、事業費は1000億円規模
に上るとの見方もある。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170901-OYT1T50077.html