問.117 機械仕掛の蛍は[χ]の淡雪に焦がる④
成幸がゲームと言って渡した次作の国語テストに書かれてた話は
一瞬自分の話だと思った理珠だが内容からすぐ文乃の話だと気付く
そこには理珠のように数学ができれば自分は父に愛してもらえたのか
理珠がいなければ先生の言葉に流されてしまいそうになり夢を貫き通せなかったこと
そんな理珠が傍にいたからこそ嫌いな自分が余計に嫌いになっていたこと
でも理珠がいたからこそ夢を追い続けようと思えたこと
どれだけ理珠が自分を嫌いだろうが自分は理珠が大好きなことが書かれていた
文乃が現れ成幸のアイデアで自分の気持ちを書いたことを明かす
ずっと同じだったことに気付くがそれでも嫌な部分をさらけ出すのが怖いと漏らす理珠
に
教育係として何度でも復讐して向き合っていくと言う成幸
そこにうるか、先輩、関城さんも現れ親父さんからちょっとだけ店を貸し切ってもらっ
たからと
みんなでばーばのゲームをやりながらクリスマスパーティーをやることに
楽しそうな理珠を見て成幸は作った人はずっと大人数で遊んでほしかったのかもしれな
いと言う成幸の言葉で
同い年の子と遊ばなくてもばーばがいればそれでいいという自分の傍にずっと一緒には
いてやれないからこそ
ばーばは自分に嘘をついてしまったのだと気付いた理珠
自分に対する嫌悪感が消え成幸のゲームに敗れてしまった理珠は改めて自分がゲームに
弱いことに気付き
そして成幸への大好きな気持ちに自信が持てるようになっていた
次号は成幸が先輩とどこかへ逃避行
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