フル規格? ミニ新幹線? 「フル規格の単線」案も 長崎新幹線の議論再開
2019.03.07 乗りものニュース編集部
長崎新幹線(九州新幹線西九州ルート)に関する与党検討委員会が開催。フル規格か、
ミニ新幹線か、整備方式が固まっていない新鳥栖~武雄温泉間について、議論が再開さ
れました。
JR九州・佐賀県・長崎県にヒアリング実施へ
長崎新幹線(九州新幹線西九州ルート)に関する与党検討委員会が2019年3月7日(木
)、都内で開催。新鳥栖~武雄温泉間の整備について議論しました。
長崎新幹線をめぐっては、新幹線と在来線を直通できるフリーゲージトレイン(FGT
、軌間可変電車)が検討されていましたが、開発が難航していることから2018年7月に
断念。一般の新幹線と同様の全線フル規格か、既存の在来線を活用するミニ新幹線のい
ずれかの方式が選択される見込みです。
検討委終了後の囲み取材で山本幸三委員長は、会議中に国土交通省からフル規格を単
線(線路1本)で整備する場合の費用や所要時間について説明があったことを明らかに
しました。国交省の説明では、単線は複線(線路2本)と比べて整備費用が減る一方で
、所要時間が長くなり、また、輸送障害時はダイヤ乱れが大きくなる可能性があること
にも触れていたといいます。
また、山本委員長は2019年1月、佐賀県の山口祥義知事と面会。財源負担や、開業後
の在来線の取り扱いなどが課題であるという話があったとしています。
今後、検討委は、国交省が今回提示した案について、JR九州、佐賀県、長崎県に意見
を聞いたうえで結論を早急に出したい考えです。
なお、武雄温泉~長崎間は、フル規格で建設が進められており、2022年度に開業が予
定されて
https://trafficnews.jp/post/84154
現在國土交通省和檢討委員會又丟了一個新方案。就是直接拉一條完全新幹線規格的路線
但是在新鳥栖~武雄溫泉段是單線運行。這樣的話可以大幅減少佐賀縣的財政支出。但
一旦遇到意外事件就有可能造成誤點
不過這只是預想中的方案,實際上現在還在吵這段倒底是要採完全規格新幹線還是像山形
和秋田那樣的迷你新幹線規格