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表紙はいろんな漫画の集合絵で
看板っぽいのはワンピ・ヒロアカ・ハイキュー・ブラクロ
各漫画の主人公がワンピキャラのコスプレしてる。
扉絵リクエスト
「ブルックがオタマジャクシの音符で作曲をしているところ」
■ざわめく城 “お茶会”迫る───
【客室──ヴィンスモーク親族】
ヨンジ「レイジュは?」
ポット「紅茶♪」「緑茶♪」
ニジ「さァな さっきどこかへ出てった」
ヨンジ「そうだそれより父上」
「結婚後2人はどこに住む事に?」
ジャッジ「『ジェルマ』に決まっている…!!」
「あの娘を”人質”にしておかねば今後どんな要求をしてくるか……相手は“海賊”だ
ぞ」
ニジ「向こうも人質が欲しいんじゃねェの?」
イチジ「バカ言えニジ…!! サンジを殺すと言われて我々が動じるか?」
ヨンジ「はっはっはっは!! 確かにそうだ!!」
ニジ「楽しみだなァ…またサンジと暮らせるなんて…!!」
意地悪い笑みを浮かべるニジ。
【“鏡世界(ミロワールド)”ブリュレの家】
ブリュレ「こりゃ最高のシビエ料理になるよ~~♡」
「お腹空いただろ~? みんなァ!!」
??「ペコペコ~~~♡」
ブリュレ「ロープを切りな!!」
キャロット「きゃ——やめて———!!」
「食べないで~~~~!!」
チョッパー「………!!」
(ブリュレは墓穴を掘った!!)
(“あれ”はブリュレの能力でキャロットの姿を投影された“カエル”)
チョッパー(本物のキャロットは)
(屋根裏にいる!!)
キャロット(カエル)「ゲコゲコ!!」
バレないように屋根裏から本物のキャロットが叫ぶ
「えーん助けて~チョニキ~」
チョッパー(──けどカエルとはいえ)
(調理されるのはかわいそうだな!)
(この家に敵は16人)
(厄介なのは)
敵を見渡すチョッパー。
(“ランドルフ”)
ランドルフ「いくよブリュレ様!!」
チョッパー(“ブリュレ”)
ブリュレ「ウィッウィッウィッ!!」
「かわいい顔が大火傷だよ!!」
チョッパー(“貴族ワニ”)
大柄のワニ「お腹ワニペコ」
チョッパー(謎の煙突男 “ディーゼル”)
ディーゼル「暴れるぞ!! すぐフタを閉めなければ!!」
屋根裏のキャロットが何かを構える。
キャロット「ふりかぶってー」
「やぁ」
ガン!!!
ランドルフ「!!?」
「いって~~!!!」
ブリュレ「あん!?」
「何やってんだい!? ランドルフ!!!」
ディーゼル「ブリュレ様」
「天井裏から何者か!!」
ブリュレ「!?」
カエルキャロットを助ける本物のキャロット。
「え!?」
「ウサっ娘が2匹!!?」
キャロット「ん~~~~!!」
「えーーーい!!」
ブリュレ「えェ!!?」
鍋をブリュレに向かって蹴っ飛ばすキャロット。
ブリュレ「危ない!! それはダメ!! それはダメ~~!!!」
ジュワ~~ッ!!
「うわァッちゃ——————!!!」
「ブリュレ様~~~!!!」
ブリュレ「わちゃちゃちゃちゃちゃ」
チョッパー「“ブレーンポイント”!」
小さくなって鎖を抜け出すチョッパー。
「『ランブル』!!」ガリッ
ブリュレ「あちゃちゃちゃちゃ」
「あちゃちゃちゃちゃ」
ランドルフ「大変だ!! ブリュレ様をお助けいろ!!」
「ブリュレ様~~~!!」
鍋のスープまみれの床を進む一同。
キャロットが両手に電気を溜める。
キャロット「“エレクトリカル”」
「“ルナ”!!!」
バリバリバリィッ!!!
感電する一同「ギャアアアアアア!!」
さらにチョッパーがモンスターポイントに。
チョッパー「ヴォォオオオ!!!」
ワニ「ん?」
「ん!?」
ワニを背後からガシっと掴むチョッパー。
腕を掴むとそのまま一本背負いをしかける。
ワニ「!!!」
「ワニー!!」
兵士「怪物だァ~~~!!!」
「ああああああ~~~!!!」
ボゴオオン!!!
ワニの巨体で兵士達を押しつぶす。
兵士「ああああああ」
吠えるチョッパー「ヴォオオオォオォ!!!」
すでにブリュレ、ランドルフ、貴族ワニが戦闘不能に。
ディーゼル「これはマズイ!! ママに報告だ!!」
機関車のように飛び出すディーゼル。
チョッパー「あ!!」
ディーゼル「シュッポッポッポ!! バカ共めェ~!!」
「一度走り始めたおれに追いつける者など…」
普通に追いつくキャロット「ガルチュー♡」カプッ
ディーゼル「いで!!」
キャロット「えへへ♡」
ディーゼル「え!?」
キャロットはディーゼルに抱きついたまま両手で目を塞ぐ。
キャロット「だーれだ!」
ディーゼル「え~~~~~~!?」
「あぶあぶあぶあぶ危な————」
ボッコォォンン……
チョッパー「やった———!!」
「ブリュレ一派をやっつけたぞー!!」
キャロットも笑顔で手を振る。
「チョニキー♡」
チョッパー「よーし」
「これで鏡の中から島中を移動できる!! みんなを捜そう!!」
【サンジの部屋】
サンジに状況を報告する兵士。
兵士「えー現在…」
「“麦わらのルフィ”と“泥棒猫”を拘束中ナス!!」
「暴れているのはミンク族の男と“ソウルキング”!!」
サンジ「 …………」
兵士「護衛はかなり手こずって」
サンジ「もういい……」
兵士「!?」
サンジ「頼んだ食材は?」
兵士「ああこれナス!! 腹へったんなら何か……ナスでも」
サンジ「──このキッチン使うぞ? プリンちゃんさっきの会食に来なかったから」
「──何か作って持って行くんだ……心配だしな」
兵士「………」
「──そうナスか! えェまだ気分が優れナスらしくて……」
サンジが摘んだ花は花束にされ、テーブルに置かれていた。
【『宝物の間』】
倒した敵から鍵を奪うブルック。
ブルック「これが鍵ですね!」
その背後から別の兵士が。
「おのれ~~~!!!」
「ハデにやってくれるじゃねェか!!」
ブルック「“飛燕曲(スワロー)バンドゥロル”!!!」
兵士「おブ!!!」
一撃で仕留めるブルック。
「………!!」
「そりゃあそうでしょ!!」
『ペドロさん』
『囮になってくれませんか?』
「私…相棒に『死に目に会ってくれ』と頼んで」
「ここへ来たんですからねェ!! 得る物得なくちゃあ!!!」
「面目丸潰れでしょうがァ!!!」
最後の一人を片付けるブルック。
兵士「ぐぉ」
ブルック「誰が潰れる“面”がないだァ——ッ!!!」ボーン!!
「急がなければ!!」
宝物庫内の鍵を開けるブルック。
一方、扉の外のスムージー。
スムージー「!?」
「え? ママ」
兵士「女王様」
スムージー「わざわざ来なくてもここは私が……」
ビッグマム「どいてなスムージー!!」
ボカァァン!!!
壁を一撃で破るビッグマム。
「誰だい!!? おれの“お楽しみ”に手をかける」
「身の程知らずはァ!!!」
ブルック「!!?」
「え…!!」
「ま…!! まさか…!!!」
ビッグマム「おや?これは珍しい生物♡」
ブルック「『ビッグ・マム』~!!?」
【ホールケーキ城内中庭】
転がるペドロ。
兵士が塊になって押し寄せ、どんどんペドロをどこかへ追いやっていく。
兵士「ウオオオ~!! そのまま押し込め~~~!!」
ペドロ「…………!!」
兵士「おーし!!中庭に追い詰めたぞ!!」
ペドロ「くそ……何のつもりだ」
タマゴ「久しぶりだボン!!」
ペドロ「!?」
タマゴ「『ノックス海賊団』“キャプテン・ペドロ”!!」
「敵ながら私は黄身に一目置いていた…!!」
ペドロ「タマゴ男爵!!」
タマゴ「顏を合わせると互いに “左目の傷”がうずくでトワエモア!!」
「5年前…あれ程までに!! 生きる事に執着した男が……」
「なぜまた同じ事をくり返す!!」
ペドロ「……」
タマゴ「──もう ろくに “生きられぬ”筈でスフレ」
ペドロ「………!!」
頭巾を脱ぐペドロ。
タマゴもサングラスを外す。
タマゴ「あの日お前はママから!!」
「”50年”の寿命を奪われているのだボン!!!」
タマゴの左眼には大きな傷が。
ペドロ「あぁ承知の上だ!! おれはもう」
「生きて故郷に帰る気などない!!!」
ペドロの左眼にも同じように刀傷が。
【城内のどこか】
レイジュ「ハァ…」
「ハァ…」
血を流しながら苦しそうに歩くレイジュ。
壁についた手も血に濡れている。
レイジュ「ハァ ウッ」
「ハァ……………!!」
「ハァ…」
その場に座り込んでしまうレイジュ。
■一体なにが…!?
ワンピース(Onepiece) 850話 ネタバレへ続く!!