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" class="img-responsive" />シーザーの毒ガス兵器でやられたとチョッパー。
ルフィ「シーザーの”毒ガス兵器で”!?」
とそこでイヌアラシ公爵が涎を垂らしてることに気付くブルック。
ブルック「はっ!! よだれ!!」
ワンダ「わかります♡ 彼も恩人です」
イヌアラシ「何てうまそうな恩人だ」
ワンダ「今はまだ身体に触りますから──後で」
ブルック「後でもやですよ!!」
ロビン「シーザーが作り…ドフラミンゴが密売し…カイドウにまで兵器は届いていたの
ね…」
怒るルフィ「シーザ~~っ!!!」
イヌアラシ「─まァ敗北の話より…ゆガラ…”麦わら帽子”がよく似合うな」
ルフィ「ん?」
イヌアラシ「私も昔…あー…誰だあの猫の…」
ワンダ「ネコマムシの旦那ですね」
イヌアラシ「”それ”と共に海に出ていた時期があってな…」
「今や”四皇”の海賊…シャンクスが昔そんな帽子を…」
ルフィ「えー!! おっさんシャンクス知ってんのか!? 何で!?」
「この帽子おれシャンクスから貰っ」
イヌアラシ「ぐーーー…」
ルフィ「寝たァーー!?」
いきなり寝始めるイヌアラシ公爵。代わりにワンダが答える。
ワンダ「─もう午後6時を回ってる」
ウソップ「まだ6時だろ! 子供か!」
ワンダ「さっきも話したがモコモ公国は常に2人の王によって治められている…正式な
国の王はイヌアラシ公爵だが 代々神聖な”くじらの森”を守るネコマムシの旦那にも
同等の権利があるのだ」
ウソップ「─それが今寝たのと何の関係があるんだ!?」
ワンダ「2人はとても…仲が悪い!!」
ウソップ「!!」
ワンダ「顔を合わせると殺し合いをし兼ねない程にな」
ウソップ「え!? 何で!?」
ワンダ「理由は知らない…昔は親友だったらしいが…ケンカをしても力は互角…!!」
「あまりにいがみ合いすぎて顔も併せたくない2人は『太陽と共に朝6時から夕方6時
まで』そして『月と共に夕方6時から朝6時まで』と…生活時間を分割して暮らすよう
になった」
ウソップ「うお!! いつの間にか医者達もネタ──っ!!」
ワンダ「この砦の人々もみんな寝ている」
シシリアン「─私も眠くなってきたガルル」
フランキー「ん? お前…」
シシリアン「シシリアンだ 全力のな!!」
「昼夜逆転は我々にも影響している 『町』の者達は昼に活動を 『森』の者達は夜行性
だ」
「─先の戦いにおいてもそうだった…」
眠りつつ戦いのことを思い出すシシリアン。
【回想】
暴れるジャックたち。町がどんどん破壊されていく。
叫ぶミンク「やめてくれー!!」「家を壊さないでー!!」
「銃士隊が来たぞォー!!」「よかった!! 彼らに任せろ 町人は下がれー!!」
現れたのはミンク昼の部隊「銃士隊」
銃士隊「被害を最小限に!!」「武器の奪取につとめよ!!」「はっ!!」
どうやらワンダ、キャロットも銃士隊の一味らしい。
海賊を蹴散らしていくワンダ「奇妙な戦士たちがいる…!!」「知らぬ種族か!?」
「”黒い角”の者たちに気を付けろ!!」
と言ったそばから黒い角の海賊が左手を狼に変えていく。
「”ウルフグリップ”!!」
ワンダ「手が狼にっ!!」
ミンク「ワンダっ!!!」
狼がワンダを襲う寸前で誰かに斬られる海賊。
「ギャン!!」「うおァ!!」と海賊、狼が同時に叫ぶ。
『ゆガラ達後方へ!!』
ワンダ「!」
現れたのは3人のイヌアラシ三銃士。
「うお~~『三銃士』だァ~~!!!」
シシリアン「身軽な銃士は町人達を森へ誘導せよ!!」
ジャック「何だあいつら!!!」
『ジャックと言ったか!?』
さらに登場してきたのはイヌアラシ公爵。
「あ!!」「イヌアラシ公爵~~!!!」
イヌアラシ「すぐに破壊と暴力をやめろ!! 神に誓ってゆガラ達の探し人はこの国には
いない!!」
「無意味!! 無益な戦いだ!!」
イヌアラシの強そうなオーラを感じるジャック。
ジャック「この国の…王か……!?」
とそこで公爵が武器を捨てる。
驚くミンクたち「え!?」「公爵様なぜ剣を!!」
イヌアラシ「この国中!! いや島中!! “その侍”を好きなだけ探すといい抵抗はしない
!! だから破壊をやめろ!!」
「歴史ある国なのだ」
ジャック「断る」
そう言って鼻で攻撃するジャック。
ワンダ「公爵様逃げて~~!!!」
ドゴオオン
叫ぶミンク達「キャーーッ!!」「公爵様ァーー!!」
だがイヌアラシ公爵は片腕でジャックの巨大な鼻を止める。
驚く海賊達「うおおいおい!!」「何だあの犬ゥ~~!!!」
「ジャック様の攻撃に耐えた~!!!」
ジャック「………」
海賊「こんなに強ェ奴いんのかよ!!」「モコモコメルヘンの国じゃねえのか!?」
「冗談じゃねェ…我らがボス!! ジャック様は新世界に知らぬ者ない大海賊!!」
「その首にかけられた賞金金額は…!! “10億ベリー”だ!!!」
「そこそこの腕っぷしで図にのるなァ!!?」
ミンクたち「えェっ!?」
ジャック「ペラペラとうるせェ部下だ」
イヌアラシ「…頼む!! とんだ濡れ衣だ!!」
ジャック「…はっきり言っとこう…!! “侍”がいれば攻撃はやめる!!」
「”いねェ”のは”罪”だ!!!」
イヌアラシ「!!」(ムチャクチャだ…!!)
話しが通じないと分かったのか、落ちた剣を手に取るイヌアラシ公爵。
ジャック「もう一つ言っとこう!! おれァ破壊が好きだ」
イヌアラシ「まさに災害」
そして再び戦闘が始まる。
噴火雨が降ったりしつつ、時刻は夕方6時に。
『ゴロニ”ャ~~~ゴォ!!!!』
くじらの森に響き渡る声。
ミンク「え!?」「ネコマムシ旦那の雄叫び!!!」
ボロボロになったイヌアラシ「”夜の王”のお目覚めだ…!! ハァ…」
「ハァ…退くぞ銃士隊!!」
隊士「え!?」「共闘しないので…!?」
イヌアラシ「─いや 昼夜交代は有効だ…敵を休む間もなく攻めたてられる」
「ハァ ジャック……ゆガラだけが話の通じぬ男だと思うな」
ジャック「?」
「ニ”ャー!!」と森を駆けるミンク族のシルエット。
イヌアラシ「どんな土地にも…”バカ”はいるものだ!!」
『ゴロニ”ャーゴォ!!!』と森を破って出て来る凶暴そうなネコミンク。
「月が出たならわしの国じゃき!!! 侵入者は逃さんぜよォ!!!」
肩書きは「くじらの森の守護神(夜の王) ネコマムシの旦那」
海賊達を蹴散らしてまっすぐジャックに向かっていくネコマムシ。
「生きてここを出られると思うなァ~~!!!」
ビビる海賊「でけェ!! 化け猫だァ~!!!」
ネコマムシはジャックの鼻を掴むとそのまま1本背負い!!
海賊たち「ジャック様~~!?」
ミンク「旦那ァ町がァ~~!!」
ネコマムシ「気にすな」
「話なら聞いちゅう!! ワノ国の武人を探しに来たがじゃな!?」
「”侍”なぞわしが1歩も島に入れん もし入って来たら…真っ先に咬み殺しちゃるが
じゃ!!」
叫ぶネコ旦那「わしはネコマムシ!! 世界の夜明けを待つ男!!!」
とそこでジャックが人間形態(半身シルエットだけ)に戻る。
「…ジャック様!!」
■勇猛なるミンク族! 大反撃!!!