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幾田りら 初の時代劇主題歌！NHK“男女逆転”「大奥」新曲「蒲公英」書き下ろし「
女将軍の姿を楽曲に」
“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥」（来年1月10日スタート、火曜後10・
00）の主題歌を、男女ユニット「YOASOBI」のikuraとしても活動するシンガー・ソング
ライターの幾田りら（22）が担当することが5日、同局から発表された。幾田が時代劇
の主題歌を担当するのは今回が初となる。
【写真】「大奥」原作コミックの家光
漫画誌「MELODY」（白泉社）に連載された漫画家・よしながふみ氏の大人気コミック
「大奥」を映像化。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転
した江戸パラレルワールドを描く。過去3度、映像化されているが、大政奉還まで映像
化されるのは今回が初となる。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「
おんな城主 直虎」などの森下佳子氏が手掛け、演出は大河ドラマ「麒麟がくる」のチ
ーフ演出などを務めた大原拓監督ら。女優・仲里依紗が5代将軍・徳川綱吉を演じるな
ど、豪華キャストが発表されている。
同作の主題歌を、若者から絶大な支持を誇る幾多が担当する。新曲「蒲公英」（たん
ぽぽ）を書き下ろした。初の時代劇に、幾多は「多くの人に愛され続けている『大奥』
という作品の主題歌を担当させていただけることを光栄に思います」と感謝し「壮大な
歴史と、激動の時代を生き抜く人々の熱き精神に何度も心動かされました」と吐露。書
き下ろしの新曲について「生まれながらにして徳川家の宿命を背負いながらも、己の正
しさを信じ貫いて、力強く生きていく女将軍の姿を、楽曲に込めたいと思いました」と
思いを語り「この曲が『大奥』に登場する人々の生き様と重なり、ご覧になる皆さまの
心情にも寄り添えるものとなっていただけたら嬉しいです」と呼び掛けた。
また劇中の音楽を、アニメ「進撃の巨人The Final Season」や「キングダム」など
を手掛けたKOHTA YAMAMOTO氏が担当。「未知の流行病により社会のあり方が根底から
覆されるという今作のストーリーはコロナ禍を過ごしてきた現代の私たちの生活にシン
クロする部分があります」と現代と重ね「そのような歴史の転換点を描く『大奥』から
は国家存亡の危機から立ち上がり新たな未来を作っていくポジティブなメッセージも感
じます。その作品をこの時代に映像化することでどんなことを感じるのか私自身とても
楽しみにしています」とコメントを寄せた。