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山下智久、渡辺謙らと共演 WOWOW×ハリウッド共同制作ドラマ『TOKYO VICE』出演
WOWOWが初めてハリウッドのスタジオと共同制作するオリジナルドラマ『TOKYO VICE
』が2022年春に放送・配信される。ハリウッド次世代スターの筆頭格、アンセル・エル
ゴートや渡辺謙、菊地凛子らの出演が発表されていた本作に、山下智久がレギュラー出
演することが明らかになった。山下は「今までにない経験を今までにない役柄で、体験
させていただいた」と、コメントしている。
WOWOWとHBO maxが共同制作する本作は、東京で警察担当の新米記者として赴任したジ
ェイクが特ダネを執拗に求めて危険な裏社会へと踏み込んでいく様を描いた、全8話の
ドラマシリーズ。
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2018年)や、ハリウッド映画『THE
MAN FROM TRONTO』(22年)、米仏日共同制作ドラマ『Drops of God/神の雫(仮)」
(22年)で主演を果たすなど、海外でも活躍する山下が本作で演じるのは、人気No.1の
カリスマホスト「アキラ」役。
山下は「正直とても、クセのある役柄ですが、彼がどうしてそういう人間になってし
まったのかを自分なりに探究して、挑みました。そして何より、作品の一部になれるよ
う努めました。このような素晴らしい作品に携わる事ができて、さらに夢が大きくなり
ました。完成が楽しみです」と、無事、撮影を終えたことを報告している。
エグゼクティブ・プロデューサーとしても参加し、第1話を監督するのは、TVシリー
ズ『特捜刑事マイアミ・バイス』(1984年~89年)を製作し、『ヒート』(96年)や、
アカデミー賞監督賞ほか7部門ノミネートの『インサイダー』(99年)、『マイアミ・
バイス』(2006年)などの名匠マイケル・マン。「私たちは90年代終わりの大都会東京
の本当の姿を浮き彫りにした作品を作りたいと思っている」とその強い思いを語る。
主人公のジェイクを演じるのは『ベイビー・ドライバー』(17年)でゴールデングロ
ーブ賞主演男優賞にノミネートされ、スティーブン・スピルバーグ監督版『ウエスト・
サイド・ストーリー』(21年)の主演にも抜てきされたアンセル・エルゴート。敏腕刑
事「片桐」役を、『ラスト サムライ』(03年)や『硫黄島からの手紙』(06年)、『
インセプション』(10年)、『追憶の森』(16年)などに出演した渡辺が演じる。
ジェイクの先輩記者「丸山詠美」役は、『バベル』(07年)でアカデミー賞助演女優
賞にノミネートされ、『パシフィック・リム』(13年)や『47RONIN』(13年)などの
ハリウッド映画でも活躍する菊地。
山下とともに出演が明らかになった日本人キャストは、自らの立場を利用して暗躍す
る刑事「宮本」役に伊藤英明。ヤクザ組織千原会の一員「佐藤」役に笠松将。さらに、
ヤクザ組織千原会の組長「石田」役に菅田俊、 対立するヤクザ組織の組長「戸澤」役
に谷田歩、高級ホステスクラブのマネージャー「デューク」役に萩原聖人、ジェイク達
の上司で新聞社の社会部デスク「莫」役に豊原功補のほか、伊藤歩、渡辺真起子、板谷
由夏、松田美由紀らも名を連ねる。
監督にはマイケル・マンのほか、数多くの賞を受賞した映画『37セカンズ』(20年)
のHIKARI、ドラマシリーズ『ナルコス』のジョセフ・クボタ・ラディカ、ドラマシリー
ズ『ニュースルーム』のアラン・プールも参加。
総製作費88億円をかけた超大作ドラマシリーズ『TOKYO VICE』は、2022年にアメリカ
はHBOmaxで配信され、日本ではWOWOWにて2022年春に独占放送・配信される。