https://news.yahoo.co.jp/articles/865f2c6476b40604558893dafaedd924aab58dc5
香取慎吾、5年ぶり民放連ドラ主演 SNS誹謗中傷問題描くサスペンスで刑事役
香取慎吾が、テレビ東京系で2021年1月クールに放送される「アノニマス~警視庁“
指殺人”対策室~」(毎週月曜夜10時~)で5年ぶりに民放連続ドラマの主演を務める
ことが1日、明らかになった。SNSでの誹謗中傷をテーマにしたサスペンスで、香取が演
じるのはキーボードによる殺人=指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導く刑事。テレビ
東京のドラマ出演は33年ぶりとなり、香取は「5年ぶりの民放ドラマ、33年ぶりのテレ
ビ東京でのドラマ。小学生だった僕が電車でテレビ東京に通っていた時の緊張感が蘇り
ます。2021年の幕開けに、僕を必要としてくれたスタッフの皆様の思いと共に、テレビ
で、テレビ東京で、今の香取慎吾の全力を視聴者の皆様にお届け出来るように頑張りま
す。初めてテレビに出させてもらった時の喜びを思い出しながら!」と心境を明かして
いる。
本作は、ドラマ「バイプレイヤーズ」や「40万キロかなたの恋」などを手掛けてきた
濱谷晃一プロデューサーのオリジナル企画で、テレビ東京の月曜よる10時枠の社内企画
募集で300通を超える応募の中から選ばれた。“アノニマス”とは“匿名”を意味する
言葉。物語の舞台は、インターネットの誹謗中傷や炎上から起きる事件に対応するため
警視庁に新設された“指殺人対策室”。香取演じる、ある事件をきっかけに捜査一課の
第一線から外された一匹狼の刑事・万丞渉(ばんじょう・わたる)が、クセの強いメン
バーとともに顔の見えない犯罪者と対峙していく。
香取にとって、民放連続ドラマの主演は2016年1月クール放送の「家族ノカタチ」(
TBS系)以来。テレビ東京のドラマ出演は1988年の「あぶない少年III」以来となる。
日本ではTwitter利用者の匿名比率が7割と他国に比べて顕著に高く(平成26年版情報
通信白書より)、インターネットの誹謗中傷や炎上などが社会問題に。Twitterや
Instagramなど自身もSNSを活用している香取は、「僕がSNSを始めて3年が経ちました。
僕はSNSに助けられています。応援してくれているみなさんの言葉に、いつも笑顔をも
らっています。でも、始める前に思っていたSNSへの怖さも忘れてはいません。SNSと生
きる今。このドラマ『アノニマス』がSNSの闇だけではなく、その先の光も描いてくれ
たらと思っています」とコメントしている。
脚本をドラマ「SUITS/スーツ」「家政夫のミタゾノ」シリーズなどの小峯裕之ら、監
督をドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」や「刑事7人」シリーズなどの及川
拓郎らが務める。濱谷プロデューサーのコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子
)