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「麒麟がくる」放送回数減らし年内終了へ 撮影休止中、21話でストック切れ
5/8(金) 5:59配信
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け撮影を休止している、長谷川博己(43)
主演のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜、後8・00)が、放送回数を減らす
方向で調整していることが7日、分かった。撮影再開のめどが立たない中、6月7日
放送分の第21話で撮影済みストックが切れることから放送中断は不可避。“越年”
の可能性も浮上したが、年内終了へ回数減で対応する可能性が高くなった。
「麒麟-」は4月1日から撮影を休止。その後、緊急事態宣言を受け同7日には収録
中止の延長を発表していた。仮に6月に同宣言が解除されて、撮影を再開したとして
も、同14日の放送には物理的に間に合わず、放送中断は避けられない事態。大幅な
撮影遅れへの対応策が話し合われる中で、関係者は「本数を少なくすると聞いている
」と話し、回数短縮を軸とすることで協議が進められているようだ。
撮影再開の時期は依然として不透明だ。「宣言が解除されたとしても、すぐに撮影を
始められるというものでもない」と関係者。大河は他の作品に比べ大人数が制作に関
わるため、より“3密”になりやすい環境が生まれやすく、慎重な判断が求められる
。政府の専門家会議が宣言解除の基準を提示する方針の14日が、撮影再開の時期や
可否について見極めるポイントになりそうだ。