https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000346-oric-ent
梶裕貴、実写連ドラ初主演「まったくもって未知の領域」 AIとの結婚生活描くSF、
WOWOWで5月放送
声優の梶裕貴が、5月から放送予定のWOWOWオリジナル連続ドラマ『ぴぷる~AIと結婚
生活はじめました~』(WOWOWプライムにて放送)で実写連続ドラマ初主演を飾ること
が5日、発表された。近未来を舞台に、AIとの結婚生活を送るアラサーのサラリーマン
という役どころに挑戦する。
【画像】原田まりる氏『ぴぷる』原作書影
原作は、初小説『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
』で第5回京都本大賞を受賞した若手注目作家・原田まりる氏によるSFヒューマンコメ
ディー小説。雑誌『ダ・ヴィンチ』で2018年11月号から2019年3月号にかけて連載され
、小説と連動して企画されたWEBドラマ『耳で楽しむ小説「ぴぷる」』もオリジナルス
トーリーで同時展開された。
2030年、人間とAIが結婚できるようになった近未来を舞台に、人型AIとの結婚を選ん
だサラリーマン・摘木健一(つみき・けんいち)と、その妻となった人型AIの「ぴぷる
」。そして「ぴぷる」を開発したAI研究者の女性・深山楓(みやま・かえで)をはじめ
とする個性あふれるキャラクターたちによる、「AIと人間のあり方」を問う物語。
WEBドラマ版でも主人公・健一の声優を梶が務め大きな反響があったことから、今回
のオファーに至った。イキリオタク気質で生身の人間とコミュニケーションが得意では
ない、パッとしないアラサー男子という役であり、妻となったAIやAI研究者ら、ひと癖
もふた癖もあるキャラクターに翻弄されていく。
梶は「音声収録時、スタッフの皆さんと冗談まじりに話していた映像化の話が、まさ
か現実になるとは…! 驚きと喜びと不安の入り混じった、初めての感情です。でもな
により、引き続き摘木を演じさせていただけることが本当にうれしいです」と心境。初
の連ドラ主演に「まったくもって未知の領域なので、漠然とした不安もありつつ、同時
に、楽しみな気持ちもいっぱいです。想像がつかない!(笑)とにかく、共演者の皆さ
んやスタッフの皆さんと、楽しみながら作品を作っていけたらと思います」と意気込ん
だ。
また、「新たな形で『ぴぷる』の世界をお届けできることを、キャストの一人として
、とてもうれしく思います。“AI”と向き合うことで、逆に“人間”が見えてくる。少
し未来のちょっと不思議な物語を、ぜひ楽しみにお待ちください!」と視聴者に呼びか
けている。
原作者の原田氏も「人型汎用AIをパートナーにできる近未来が訪れた時、人間の価値
観やアイデンティティーはどうなるのか?を踏まえ、さまざまな恋愛模様を描いたSF小
説になります。この度は素晴らしい制作陣でのドラマ化となり、とてもうれしいです!
」と喜びのコメント。梶に対しても「朗読劇の方でも主人公・摘木の声を担当していた
だいており、草稿から読んでくださっていました。その際、『本当に面白かった』と作
品のことをとても愛してくださっていたので、どのように演じられるのか今から楽しみ
です!」と大きく期待している。