『コールドケース』日本版制作決定 WOWOW開局25周年記念
http://www.oricon.co.jp/news/2070441/full/
WOWOWの開局25周年を記念して、世界中で人気を博した米ドラマの日本版『コールド
ケース～真実の扉～』（全10話）が10月より放送開始されることがわかった。同局では
、ハリウッドメジャーのワーナー・ブラザースとタッグを組み、同ドラマのフォーマッ
ト権を獲得。米国以外で初めてドラマ化される。
オリジナルの『コールドケース』は、2003年から10年まで、全7シーズンにわたって
米国の3大ネットワークの一つ、CBSで放送された刑事ドラマシリーズ。ペンシルベニア
州のフィラデルフィアを舞台に、未解決の殺人事件（通称「コールドケース」）を解決
する捜査チームを描く。未解決事件が起きた当時のヒット曲を劇中で使用する演出手法
が視聴者から高い支持を得て、本国では全シリーズの平均視聴者数が1000万人を超える
大ヒット作となった。その音楽の権利問題もあって、DVD化はされず、放送と配信だけ
で世界中に広まり、多くのファンを獲得したドラマシリーズだ。
日本版では、舞台を神奈川に移し、主人公の刑事とそのチームのメンバーが、毎話異
なる未解決事件の真相をたどり、事件を解決してゆく。全10話のメガホンを取るのは、
『SP』シリーズを手がけた、ダイナミックさと繊細さを併せ持つ演出に定評のある波多
野貴文監督。
オリジナル版の一番の魅力を「捜査のスペシャリストではなく、特殊能力があるわけ
でもなく、人間味あふれる刑事たちが、事件発生当時とは異なる状況にある証人たちと
真摯に向き合うことで、当時は解明不可能と思われた未解決事件の手がかりを見つけ出
し、真相にたどり着くところ」とし、日本版では「戦後、震災、バブル…日本の激動の
時代を生きた人々の感情を大切に、その時代だからこそ起きた悲しき事件を、現代の時
間軸を生きる主人公たちを通して描いていきます」と概要を語った。「そこに、日本の
美しさの象徴でもある、四季の風を感じられる、そんなドラマにしていきたい」と意気
込んでいる。
脚本は、映画『64-ロクヨン-前編／後編』や第61回ベルリン国際映画祭で国際批評家
連盟賞を受賞した『ヘヴンズストーリー』の監督である瀬々敬久氏、映画監督の吉田康
弘氏、舞台なども手がける演出家・蓬莱竜太氏、『ハゲタカ』の名匠・林宏司氏らが名
を連ねる。音楽はスタジオジブリ『思い出のマーニー』などの村松崇継が担当する。
全編4K・HDR（ハイダイナミックレンジ）で制作されるため、高度な撮影技術も不可
欠なことから、7月公開の映画『シン・ゴジラ』（脚本・編集・総監督庵野秀明）で撮
影監督を務めた山田康介氏の参加も決定。カメラは『ゴーン・ガール』のデヴィッド・
フィンチャー監督をはじめ、世界のフィルムメーカーが絶賛するRED Digital Cinema社
最新の機種WEAPONを使用するとしている。
テレビドラマではもちろん日本初投入の機材を駆使して、史上空前の画質を追求する
一方で、古い時代の回想シーンはスーパー16ミリフィルムで撮り下ろし、これをデジタ
ル処理して4K・HDR制作を行なうという、こちらも日本初の試みに挑む。最新技術とフ
ィルムの併用で、オリジナル版の醍醐味である過去と現在をつなぐ世界観を圧倒的な映
像美で表現する。
なお、オリジナル版『コールドケース 迷宮事件簿』も7月より同局で放送予定（全23
話）。
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WOWOW開台25週年企畫之一
宣布翻拍美劇《Cold Case(鐵證懸案)～真實之門》於秋季播出
一共10集
日本版將把舞台轉移到神奈川縣
主角刑警與所屬團隊成員，追蹤著每集不同的未解決事件的真相
解決事件
監督為《SP特勤型男》的波多野貴文
腳本為電影《64》瀨瀨敬久、吉田康弘、電影《粉與灰》蓬萊龍太、電影《禿鷹》林宏司
配樂為《回憶中的瑪妮》村松崇繼
攝影監督為《真．哥吉拉》山田康介
秋季日劇《Cold Case(鐵證懸案)～真實之門》官網
http://www.wowow.co.jp/dramaw/coldcase/